SONY DCR-IP55
2003/04/29 |
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子供が小さいうちは8mmビデオで発表会と
か運動会などをせっせと撮影していました
が、大きくなったらそうしたこともパッタリ、と
いうのはどこの家庭でもあること。我が家も
例外ではなく、右写真上のHi8はほとんど
無用の長物となりました。そうでなくとも、こ
の大きさのビデオではおおげさすぎて、持
ち歩いて、何かあったら撮影しよう、という
気にもなりません。そこで意を決して手に入
れたのが、DCR IP55。写真でおわかりの
ように小さい。 |
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手のひらに乗るぐらい小さいですから、こうい
う持ち方をすると落っことしそう。とにかくど
こへでも持って行けてあまり邪魔になりま
せん。撮るほうも撮られる方も、「撮ってる」
「撮られてる」という意識が薄いのがミソ。
動画も静止画も撮影できます。電池は右写
真小指あたりに装着されています。画面ス
イッチの左下あたりにメモリースティックを入
れることができ、静止画などはこちらに記録
できます。 |
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横から見るとこんな感じ。小指・中指あたり
にあるのが標準電池。スイッチを入れっぱ
なしにしていると、2−3時間程度で空にな
ってしまう、という按配。こまめに入れたり
切ったりしてどうにか、一仕事こなせる程
度。運動会や発表会を延々と撮影するのに
はそもそも向いていないと思います。小さい
が故の機動性を発揮して、いろいろなシー
ンを撮影、PCで処理してDVDに記録、また
ホームページなどでの利用に使うのに最
適。 |
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電池ケースを右の写真のように「取っ手」の
ようにすることもできます。テープはSONY
独自のマイクロMV。小さいのが取柄です
が、他のビデオカメラとの互換性は今のとこ
ろありません。私はテープのままで保管せ
ず、すべてPCに落として記録、テープは上
書きして何回も使っています。どちらかと言
うとこのカメラは子供の初めての運動会を
撮影するためにお父さん、お母さんが初め
て購入するものではなくて、ビデオやPC経
験者が、さらに機動性を発揮して楽しむ、と
いう感じ。 |
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正面から見るとこんな風。横の液晶画面を
開いて、シーンを見ながら撮影したり、再生
したり。 また、種々の設定を画面タッチで
行うことができるのは他の機種と同等。ス
テレオマイクは、近くの音も遠くの音もそれ
なりに録れて違和感なし。画質は大型機種
よりも劣るが中程度と言ったところか。私の
持っていた古いHi8などより格段にいいの
は言うまでもない。テレビにビデオケーブル
でつないで再生してもいいが、PCと
IEEE1394ケーブルで接続して取り込むのが
ベスト。 |
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PCに取り込んだデジタルデータは MMVファ
イルで記録。動画記録では定評のあMOV
系、QUICK
TIME系のファイルだがWindows
や
MPG 系とはそのままでは互換性が無
く、変換が必要。付属のソフト MovieShaker
でPC取り込みから、画像処理、簡単な変
換などもでき、右の写真はベランダの花を
撮影したものを、PCに取り込み、MMVファイ
ルになったものを
QUICKTIME で表
示。MovieShaker
を立ち上げると右下の写
真のようになっていますが、カメラをPCにつ
ないで、撮影されたテープを入れておくと、
自動的にAの位置にテープ内容がサムネイ
ルの形で表示されます。 |
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その中から必要なシーンだけ、キャプチャー
でき、それが MMVファイルの形式でPCに
記録され、上の写真のように見ることがで
きます。見るだけならばそれで終わりです
が、編集したりDVDにしたり、Windows
Media
Player やRealPlayerで見られるよう
にしたりするには、MMV ファイルをBの位置
に取り込み、Cの位置に並べてDを見ながら
編集します。Dを見ながら不要箇所をカット
したり、Cに並んだシーンとシーンのつなぎ
目を修飾したりできるほか、音の編集も可
能なようです。 |
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by Kiyoshi Okubo |